早く投資金額を回収したい
投資金額が思ったよりも回収できないし物販向いていないのかも・・
こんな人におすすめの記事です。
物販って商品自体に価値があるビジネスモデルなので、誰でも稼げるビジネスと言われていますよね。
筆者も物販をやっていて確かにそう感じています。
だけど、ビジネス初心者は仕入れ金額がいつになったら回収できるのか不安があったりしますよね。
不安や焦りが募るあまり、NGな行動をしてしまうことも・・・
この記事では以下の内容を解説していきます。
- キャッシュが安定するまでの流れ
- キャッシュフローを安定させるために必要なこと
- もっと早く投資金額を回収するには
- 稼げるメルカリ物販のコツ
これを書いている私自身もメルカリ副業やせどりなどの物販を経験したことがあり、どの物販でもお金のまわり方はほとんど同じだと感じましたので今回記事にしました。
これを読めば、物販のお金のまわり方についてイメージしていただけると思います。
フリマアプリでの物販を中心に書いていますが、せどりについてもところどころ触れています。
それでは解説していきます。
目次
キャッシュフローが安定するまでの流れ
キャッシュフローが安定するのは大体3ヶ月目からです。
物販を行う上で一番お金を使うのは仕入れです。
始めたての頃は、1ヶ月目で利益を得てもすぐ次の月の仕入れもしないといけないので「全然手元にお金が残らない・・」という感覚に陥りやすいです。
また、仕入れてみたはいいけど、思ったよりも売れない商品もあったりと収支のマイナスが続いてしまうこともあります。
一般的なキャッシュフロー例
一般的なキャッシュフロー例をご紹介します。
私が一番初めに物販を始めた時も、別の物販を始めた時もほとんどこの流れになりました。
利益率25%のイメージだとこんな感じです。
以下の例は一定の商品を仕入れて販売するタイプの物販の例です。(メルカリ物販など)
4回目くらいの仕入れをする頃に終始がトントン、在庫を全部売ればプラスになります。
始めのうちはできるだけ少量をこまめに仕入れるのが、リスクを少なくするコツです。
仕入れ回数について
メルカリ物販だと月1.5~3回の仕入れになることが多いかと思います。
1か月目2か月目は利益をとれた商品はあっても、それを次の投資に使わないといけません。
「仕入れをするとなかなかキャッシュがプラスにならない」という状態が続くのがお分かりいただけると思います。
この物販の感覚を分かっていないと「思っていたのと違った・・・」とキャッシュをまわすのが大変になるかも・・・
利益率が高い商品はもっと回収が早くできますし低ければ回収が遅くなりやすいです。
月に何個も売れる商品であれば利益率が少し低くても仕入れ対象になるかと思います。
あまり売れないのに利益率が低い商品は仕入れの見直しが必要かもしれません。
せどりでは?
せどりでも一般的なキャッシュフロー例のイメージのように3ヶ月目くらいから収支がトントンになり始めることが一般的です。
このくらいから仕入れをしてもトータルの収支がプラスになり始めます。
仕入額が増えると仕入れにお金を使うのでトータルの収支がプラスになるのはもう少し遅くなります。
キャッシュフローを安定させるために必要なこと
売れる商品を売る
はじめのうちは何が売れるか分からないかもしれません。
そのプラットフォームで売れているものは売れるのもですし、自分が一度売った商品は「売れる商品」です。
数種類商品を取り扱っていくと何が売れるか分かります。
メルカリ物販だと商品の相性や今までの実績から「あの人はこれを売っているのに自分は売れない」ということもあるので、自分で売ってみることで売れる商品かどうかを確認します。
そして売れる商品を中心に仕入れて売っていくと当然キャッシュフローが安定します。
1か月目:売れる商品が分かるものもある
2か月目以降:売れる商品を中心に売り上げを作る
仕入れてみて実際には売れない商品もあります。
初心者が物販でトータルプラスになるには3ヶ月目からが目安です。
3か月経っても軌道に乗りそうなイメージすらできない場合は少し後にご紹介する「失敗する例」になっているかもしれません。
利益率をしっかり確保する
回転が良ければ少し低めの利益率でも良いですが、できれば20%は確保したいところ。
何の物販をやるかで利益率の目安は変わってきますが、最低利益率の目安はこんな感じだと思っています。
■最低利益率の目安
メルカリ物販:20~25%
新品せどり:10~15%
中古せどり:15~20%
利益が取れないとビジネスとして運用するのも難しいので、利益率は重要です。
事前のリサーチでだいたいの利益率が分かりますので、適当に仕入れる前にリサーチを!
相性の合う・合わない商品もあると割り切る
「あの人はこれを売っているのに自分は売れない」ということもあります。
- 商品との相性
- 今までの販売実績
- 他の取り扱っている商品の内容 など
全く売れないのは何か原因があることも多いですが、物販を経験者でも「なんかこれは売れなかったね」となる商品もあります。
自分で売ってみることで自分が売っていける商品かどうかを確認します。
仕入れは徐々に行う
少量をこまめに仕入れるのが、リスクを少なくするコツです。
以下のデメリットもありますが、失敗するリスクに比べたらはるかに良いと思うので少量仕入れがおすすめです。
■少量仕入れのデメリット
- 大量仕入れよりも単価が高くなりやすい
- 送料も余計につく
慣れてきて何が売れるかの感覚がついてくれば、はじめから大量に仕入れるのもありです。
筆者は新しいものを仕入れるときは必ず少量から仕入れるようにしています。
今売れている出品者と同じように自分の商品が売れるか分かりませんので。
ちなみにAmazonせどりはほとんどデータ通りに売れます。
物販で失敗する例
売れない商品を仕入れている
売れない商品を仕入れる例としては以下の例があります。
- 過去に誰かが売っていることを確認しないまま仕入れる
- 自分が販売してみても売れていない商品をまた仕入れてしまう
- 売れる商品を仕入れて仕入れの精度を上げていきましょう。
- 売れていない商品ばかりに挑戦してしまう
- 自分の感覚だけで仕入れている など
自分なら売れるんじゃないか?という感覚は捨てて客観的にフラットに考えた方が良いでしょう。
利益率が低すぎる
利益率が低い商品を仕入れていても安定しません。
商品にトラブルがあって、商品を破棄するようになったり、購入者へ返品対応するときもあります。
利益を確保していないとこういったトラブルに対処できなくなったり、赤字から抜け出せないままになってしまいます。
気を付けていても不意のトラブルはあるものです。
粗悪品の多いメーカーから仕入れている
粗悪品の多いメーカーから仕入れを行うのも、仕入れのコストばかりかさんで売れる商品が少なくなります。
不良品には出会うものですが、あまりに多すぎる場合は仕入れ場所を変えた方が良いでしょう。
初めて仕入れる商品なのに大量に仕入れる
初めて仕入れる商品は以下が分かりません。
- 商品は実物を見ても良い商品なのか
- 不良品が少ない商品か
- 自分が実際に販売しても売れる商品なのか など
確認しないまま大量に仕入れるとこんなトラブルにつながりかねません。
- せっかく仕入れても破棄することになった
- 安値じゃないと全然売れなくてかなりのマイナスになった など
これらを避けるためにも初めての仕入れで大量に仕入れることは辞めておきましょう。
商品の種類が少ない
販売するプラットフォームがフリマアプリなら商品が少なすぎるのでは売れにくいです。
お客さんからみるとこんな風に見えます。
- 1種類しか商品がないコンビニ
- 大根しか売っていない八百屋
- 鶏むね肉しか売っていない肉屋
こういったお店を普段使いしたいと思わないですよね。
せめて5種類、理想は10種類以上の商品を取り扱うのが良いでしょう。
また、商品のカテゴリは少なく、専門店化した方が良いです。
- スマホケースを仕入れたいならスマホケース専門店にして10種類のデザインから始める
- アクセサリーを仕入れたいならアクセサリー専門店にして10種類のアクセサリーから始める
- ハンドメイドならレジン専門にして10種類の作品から始める など
カテゴリを狭めて、商品を豊富に置くのがフリマアプリで売れるお店にするコツです。
3カ月よりも短いスパンで投資金額を回収するには?
利益率を高くする
利益率を高くするには、安く仕入れるか、高く売るかのどちらかです。
どちらも解説します。
安く仕入れる
たとえば50%なら1か月で投資金額を回収することも可能です。
こういった商品に出会うのは珍しいですが、できなくはないです。
- 仕入れの送料が無料になるように仕入れる
- 単価が安くなるように大量に仕入れる
- ポイントやクーポンを使う
たくさん仕入れると〇円以上で送料無料とか、単価が安くなるとかがあります。
自分でも何個か売った実績がある商品はお財布事情を見ながら2~3か月分くらい大量に仕入れても良いでしょう。
高く売る
- 付属品をつけるなどで付加価値を高める
- 写真をきれいにとって高級感を出す
- たくさんの販売実績がある など
このような努力で他のショップよりも割高で販売することができます。
たくさん売る
利益率が多少低くても1か月で数十個も売れるような商品であれば、投資金額を回収しやすいです。
たくさん売るには以下のような売る努力が必要です。
メルカリの場合
- 商品説明を丁寧に書く
- 写真をきれいに撮る
- コメントの対応は早く行う
- 出品頻度、再出品の頻度を上げる など
Amazonの場合
- こまめに価格改定を行う
- カートをとれるようにする
- 中古品は写真と商品説明を丁寧に など
まとめ
キャッシュフローが安定する目安はだいたい3カ月です。
工夫次第でもっと早く安定させることもできます。
以下が今回の記事のまとめです。
キャッシュフローを安定させるために必要なこと
- 売れる商品を売る
- 利益率をしっかり確保する
- 相性の合う・合わない商品もあると割り切る
- 仕入れは徐々に行う
失敗する例
- 売れない商品を仕入れている
- 利益率が低すぎ
- 粗悪品の多いメーカーから仕入れている
- 初めて仕入れる商品なのに大量に仕入れる
- 商品の種類が少ない
3カ月よりも短いスパンで投資金額を回収するには?
- 安く仕入れる
- 高く売る
物販をやるときはお金をいかに回転させて利益を得るがが重要なので、この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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それでは今回は以上とします。