他のアルバイトと迷うけど薬局アルバイトのメリットってなにかなぁ
薬学部のバイト選びってどうすればいいのかなぁ
バイト選びのポイントとかあれば知りたい
こんな人におすすめの記事です。
この記事では以下の内容を解説します。
- 薬学部で薬局でアルバイトするメリット
- 薬学部で薬局でアルバイトするデメリット
- 薬学部のバイト選びのポイント
これを書いている私自身は薬学部在学中に薬局で1年半弱アルバイトしていました。
そのときの経験から感じたものも書いていきたいと思います。
それでは解説します。
目次
薬局でアルバイトするメリット
将来に薬剤師になるときのためになる
薬局のアルバイトは将来の薬剤師になるときのためになります。
アルバイトは教育とは別のリアルな薬剤師の現場を見ることができると思います。
- 棚卸の手伝い
- 忘年会に参加させてもらえる
- 人間関係ができるので、進路のことも聞きやすい
ここらへんは実習では体験できなかったことでした。
実務実習で病院・薬局で実習したりもしますが、数か月だけでは分からないことや、学生実習では見せてくれない部分もあります。
やはり、教育現場として実習に行くよりも、一緒に仕事をするアルバイトとしている方が、より薬剤師さんとも距離が近くてリアルだったなと思います。
職業選択の参考になる
リアルな薬剤師の働き方を知ることで職業選びの参考にもなります。
新卒で薬局就職するときだけでなく、他の業種から薬局に転職するときなどにもアルバイトの経験があると働き方の参考になります。
勉強ができる
空いている時間で添付文書を見たり、薬剤師さんもいろいろ教えてくれたりしたこともあって非常に勉強になりました。
薬の添付文書に書いてある内容が国家試験の勉強になったりもするので、暇な時間があれば勉強時間にすることもできました。
社会勉強とともに薬の勉強もできます。
悩みを分かってもらいやすい
アルバイトのシフトを入れるときもテスト前は気を使ってくれたり、国家試験前はどのくらい勉強したとか、薬学部特有の悩みを分かってくれるのでやりやすかったと思います。
他の学部では分かってもらいにくい勉強系の悩みでも、辛さを分かってくれるので非常に助かりました。
お給料も比較的高い
薬局のアルバイトは比較的高いところが多いです。
時給1200円くらい出ることがざらにありました。
私のアルバイト先は時給970円くらいでしたが、もっと高いところが多くあります。
薬局でアルバイトするデメリット
他の経験ができない
もし薬局でアルバイトして就職も薬局となると他の経験ができません。
いずれは薬剤師になる人が多いと思うので、他の経験したいもという人は別のアルバイトをして他の世界を知ってみるのも良いと思います。
人間関係が狭い
薬局のアルバイトは人間関係も狭くなりがちです。
アルバイトで人間関係を広げたい人はコミュニティが狭くなりやすいので他のアルバイトが良いかもしれません。
居酒屋など飲食店のアルバイトは同年代の人たちも多いので、仲の良いコミュニティを作りやすいと思います。
大学の友達も飲食店でアルバイトして結構仲良い人を作っていました。
飲食店のアルバイトはバイト探しのサイトで結構出てくるので探しやすいバイトです。
一般的なビジネスマナーやスキルは身に着けづらい
ビジネスマナーやスキルを求めて薬局のアルバイトをするのはおすすめしません。
薬局アルバイトは主に以下のことをやりました。
- ピッキング
- 散剤作成(薬剤師指導・立ち合いのもと)
- 軟膏作成(薬剤師指導・立ち合いのもと)
- 一包化(薬剤師指導・立ち合いのもと)
- 薬剤の補充
- ごみ捨て等の雑用 など
薬剤師さんの働きぶりを近くで見れるので薬局で働くイメージはすごくつきますが、資格を持っていないとできない業務もあります。
患者さんに服薬指導することもないので、対人のスキルなども身につきにくいと思います。
また、監査も薬剤師のみの業務になります。
女社会
薬局は女性が多い職場です。
女性だけのコミュニティが苦手な方はあまり向かないかもしれません。
薬学部のバイト選びのポイント
薬学部だからココでアルバイトしたほうが良い!というものはありません。
今回の記事では薬局でアルバイトするメリットデメリットをあげていますが、絶対薬局でバイトしなさい!というものでもありません。
ただ、バイト選びのポイントとして以下のものは考えた方がいいかな?と思っています。
【POINT1】時間の余裕が作れるものを選ぶ
薬学部はテスト前はしっかり勉強時間を確保できた方がいいです。
テスト前でもアルバイトにシフトを入れないといけないようなものだとテスト前に大変になります。
あらかじめテスト前1か月はシフトになかなか入れなくても大丈夫か確認しておくのがいいかもしれません。
【POINT2】自分の興味のあるものや頑張れそうなものを選ぶ
アルバイトを選ぶときは以下を基準に選ぶといいと思います。
- 興味のあるもの
- 頑張れそうなもの
薬局のアルバイトも勉強になりますが、興味もなくて頑張れそうにもないなら面倒くさくて辛いだけでしょう。
アルバイトの目的はお金を稼ぐ意外にも、どう頑張るかの経験が自信になったり、頑張った経験が社会に出た時に活きたりするものです。
適当よりは全力でできるものの方が自身の成長になると思うので、上記の2点を基準にするのはおすすめです。
まとめ
今回は薬局のアルバイトのメリットやデメリットなどについて解説しました。
私は薬局のアルバイトをして良かったと思っています。
そこで現場のことをより知れたことで将来の選択の参考にすることも出来ました。
この記事が薬局でアルバイトするか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
それでは今回は以上としますー!