外貨預金って安全なのかな・・・ 友達には聞きにくいし・・・
やっている人の意見が知りたいなぁ・・・
こんな人におすすめの記事です。
友達の間であまりお金の話をしない人も多いですよね?
私も友達とはお金の話はほとんどしません。 するとしても一部のお金の話が好きな人とだけ。
これを読んでいるほとんどの方も友達とリアルなお金の話はしにくい思っているのではないでしょうか?
私が一部の人としかお金の話をしない最大の理由は“お金の話をするとちょっと変な雰囲気になるから”です。
だけど、ネットであればそこらへんは関係なし!
本当はリアルな話を届けたいけど、プライベートではなかなか話すことができない私の体験談をお話していきます。
今回は外貨預金の失敗談についてです♪
目次
【どんな失敗だったか】
2017年8月 豪ドル 約100万円分購入
1豪ドル=87.07円(100万円=1万1484豪ドル)
年間金利2.15%
2020年3月現在 1豪ドル=68.27円!!
資産が約78万に!!
3年経過するので、金利として約6%分上乗せされても約83万円です。
17万円のマイナスです。(泣)
現在為替差損でやられています。(泣)
【外貨預金 購入の理由や経緯】
資産運用に興味を持った私は銀行にある資料を一通り手に取り、外貨預金をやることにしました。
当時私が感じたメリットはこちら
- 定期預金より金利が高い
- 定期預金のようにお金をロックしておける
- 利息分は複利で運用してくれる
- 通貨としての価値があるのでゼロになることもこともなさそう
当時定期預金くらいしかやったことがなかったので定期預金の利率をベースに考えていました。
当時感じていた定期預金のメリットは
- 利率が高い
- 普通預金とは別にお金を置いておけるので間違えて使うことがない
になります。
その金利の高いバージョンと当時考えていたので興味がわかない訳ありません。
利息分は複利運用してくれるので毎年保有外貨が上がっていく点も気に入りました。
また、当時の株のイメージは一瞬で株券が紙くずになるようなイメージだったので、外貨であれば通貨としても価値もあるため紙くずになることもないと考えました。
長期チャートではリーマンショック後でも60円を切ることは無かったので、ゼロにならないならと当時の貯金ほぼ全額の100万円をBET!!
1豪ドル=87.7円が初めての外貨預金となりました。 豪ドルにした理由は米ドルよりも今までの値幅が堅実そうに感じたからです。
で、現在(2020.3.10)の豪ドルは68.27円ですね(笑) 大分損してます。
【回避する方法はあったか】
この損失を回避する方法があったかといえば、無かったと思います。
経済に詳しい人ならば、もしかしたら予想できたかもしれませんが、、、
ただ、今投資を学んで当時よりは詳しくなりましたが、相場は予想できるものではないため、その場で判断するのは難しかったと思います。
一時70円台までいっていたので少しは回復したもののヒヤヒヤしてます。
【これからのどうする?】
今は持ち続ける選択肢しか考えていません。
理由は、以下4点です。
- 解約の手数料がかかるから
- 解約手続きが面倒
- 今後上がる可能性もあるから
- 損切りした分の資金を活かせるアテがない
一番大きいのは今損切りしてもその資金を活かせる自信がないことです。
それであれば年間金利2.15%でそのまま保有してようかと。
もっと投資スキルが上がって、どんどんお金を運用できるようになれば解約が視野に入ってきます。
有事の円買いで何か国際問題がきな臭くなると、堅実な円が買われる円高のリスクは出てくるものの、今のところは長期で保有してみるつもりです。
10年スパンで考えれば複利も込みで23%の豪ドルが上乗せされるので、1豪ドル=71円以上であれば損しないからOKと思っています。
東京オリンピック後には円安の流れがくるかもしれないですしもちろん上がることも期待はしてます。
10年の保険商品としての満期を迎えた後も豪ドルとして保有できるので、その時はその時で考えようと思っています。
【体験したメリットデメリット 】
実際に体験したメリットデメリットをご紹介します。
◆メリット◆
- 解約が面倒くさいので嫌でも長期保有できる
- 長期保有がベースなので日々の値動きで一喜一憂しない
解約できないおかげでホールドし続けられるメリットもあると思っています。
下手に損切できる状況だと一番低いところで損切りしてしまうかもしれません。
為替の動きは株と違ってそこまで大きな割合動くことはありませんので、長期視点で気長に待てるなら良いと思います。
◆デメリット◆
- 下落トレンドのときに逃げられない
- 金融商品としては利率が低い
下落トレンドのときに逃げられないデメリットは今回ひしひしと感じました。
途中解約だと手数料も取られちゃいますし、難しいところです。
また、当時は知らなかったですが、金融商品としては外貨預金は利率が低い!!
投資信託でも年率4~6%は現実的な数字です。
このあたりのことを知った上で外貨預金を選べば良かったなと反省しています。
【他の選択肢は?!】
当時の自分に伝えたいのは、通貨を持ちたいならFXっていう選択肢もあるよ!ってこと。
スワップポイントという持っているだけで毎日貰えるお金があります。
スワップポイントは日によってFX会社によっても変わりますが、最近だと1万豪ドルのスワップポイントが大体8~26円/日。
数十円ですが、塵も積もれば山になります。
豪ドルスワップポイントを年利換算すると約2%という年もあり、手数料の高い銀行の外貨預金よりも総合的に考えてお得な場合もあります。
ただし、ここ最近は18円/日ほどが平均かなという印象ですので、 18円/日として考えると、 100万円分の豪ドル(1万1484豪ドル)では1日20.6円もらえる計算です。
年間のスワップポイントは約7200円なので、年利換算は0.7%となってしまいます。
最近のスワップポイントで考えると年利は悪くなってしまいますが、時と場合によって年利が違うので、いろんな選択肢を考えた上で決めれば良かったなぁと思っています。
当時なんとなくFXは怖いイメージがありましたが、レバレッジをかけずにFXをすれば外貨預金と為替リスクは同等にできます。
当時はこの単純なことが知識がないせいで分からなかったんですよね。
自分の好きなタイミングで資金を逃せますし、ドルコスト平均法という購入方法にすればより為替リスクを和らげることができます。
資金を上手に逃せるかはその人の腕次第になってしまいますが、ガチホールドでスワップをもらうやり方をしても良かったと今思えばそう感じています。
【今後またやりたいとは思わない!】
今度同じような機会があってもまたやりたいとは思いません。
なぜなら今は株などに興味を持っているからです。
今は1豪ドル60円台なのでこんなに安く購入できるのならばFXでちょっと購入するくらいで良いと思います。
【これから外貨預金やろうと思っている方へ】
FXと比較した外貨預金のメリットは、お金を閉じ込めて置けること。
FXは証券口座の画面ですぐ動かせちゃうけど、外貨預金は解約の手間がある。
資金に余裕があって、お金を使わないように固定したい人はこういう金融商品が良いと思いました。
外貨預金以外の選択でいえばリスクと利率で以下の選択肢があるかと思います。
・もっと低リスクが良い⇒定期預金や個人向け国債
・もっと利率を狙いたい⇒投資信託や株式投資、レバレッジありのFX
それでも外貨預金を持ってみたい!!という方は、 その国の通貨が無くならないところの通貨をずっと持ち続けることが一番に思います。
例えばアメリカは国がなくなったり、ドルの価値が危ぶまれることはないと言っても良いでしょう。
アメリカがなくなるなら、日本もなくなっているので、むしろ日本円で貯蓄しようがドルで貯蓄しようが意味ないですよね。
当初は外貨ベースでの元本と利息は銀行が保証してくれる部分にも惹かれましたが、 為替リスクはあるので国や通貨が無くならないところなら同じことだなと思いました。
保有し続けていれば金利やスワップが貰えるので、初心者は特にガチホールドが前提です。
何年も金利もらい続けたら為替差損が出てもいずれはプラスに転じると思っています。
以上が私の外貨預金の失敗談とやってみて感じたことでした!!
参考になれば幸いです。
それでは今回は以上としますー!