こんな人におすすめの記事です。
これから薬学部に入学する人も在学中の方も今後かかるお金が気になったりしますよね。
特に私立の大学の場合は学費自体が高いので、お金の事情は気になる方や親御さんも多いと思います。
学費や生活費以外の部分でかかった費用を思い出せる限りで書いてみましたので、参考にして頂ければ幸いです。
目次
薬学部学費以外の諸経費
■薬学部ならではのこと■
・教科書代(約28万円~)
1年生 10万円
2年生 8万円
3年生 6万円
4年生 2万円
5年生 2万円
6年生 0円
教科書代は1年生が1番高いです。
私の場合は6年生で教科書を購入することはありませんでしたが、国家試験対策や卒業試験の過去問テキストにコストがかかります。
テスト対策用の問題集の金額はのちほど書きます。
・実験テキスト (約2万円)
1~4年生 年間5千円ほど
1年~4年前期まで午前中は座学の授業がありますが、午後は実験室で実験をします。
この実験用のテキストをあらかじめ学校の生協で購入します。
このテキストの内容でテストもあるので必須です。
・試験対策問題集 (約8万5千円)
- 4年:CBT対策問題集 約3万円
- 6年:卒業試験対策過去問 約5千円
- 6年:国家試験対策用問題集 約5万円
薬学部で試験対策の問題集が必要なのは4年生と6年生です。
4年生はCBTという今までの基礎学力を確認するためのテストを行います。
6年生は言わずもがな国家試験対策の問題集です。
また、国家試験前に受ける卒業試験用の過去問も学校側が販売していたので購入しました。
・6年時 国家試験直前対策講座 (1万円弱/回)
薬ゼミやメディセレという薬剤師国家試験対策用の塾で国家試験直前用の対策講義を行ってくれます。
直前コースは1回1万円弱でした。
女子は行っている人が多く、直前に2回くらい行ってる印象です。
私も受講していて、理解度を確認できたので行って良かったと思っています。
塾を活用するのはこのくらいで、あとは学校の国家試験用のカリキュラムに沿った勉強をやっていました。
まぁ学校側がこれらの塾の講師を呼んでくれたりもしたんですけどね。
・白衣・ナースシューズ代 (7000円~)
- 白衣 1着4000円~1万円ほど
- ナースシューズ 1足3000円ほど
指定の白衣があるところがあるので学校に通い始めてから買うのが良いです。
今後のためにどちらも2個ずつあると便利です。
・パソコン代 (10万円~)
指定のものだと20万円ほど
私は学校指定のものではなかったので、10万円くらいでそろえました。
Word・PowerPoint・Excelなどの基本的な機能が使えれば良いと思います。
薬学部以外でも必要だとは思いますが、入学時に用意するものに書いてあったのでこちらに入れています。
・コピーカード (年間1~2万円)
年間 1~2万
コピーカードも超必須でした。
1~4年前期までは半年に1回定期テストがありますので、ここでかなり使います。
先輩や友達から回ってきた定期テストの過去問を大量にコピーするために必要です。
現金でコピーもできますが、学校内のコピー機を使うときはいちいち現金を入れるよりもコピーカードが便利でした。
1回の定期テストで5000円~1万円なくなると思ってもらって良いです。
また、実験実習のテキストを上記で触れましたが、実験実習のテストの過去問もまわってきたものをコピーしていました。
年間1~2万円はコピーカードに消費します。多めに2万5千円くらい見積もっても良いと思います。
・再試験代 (1教科 1000~2000円)
1教科1000~2000円ほど
定期テストの合格点に達しないと再試験を受けなければいけません。
再試験には大抵追加でお金がかかります。
学校によりますが、1教科約1000~2000円です。
あまりにも合格点に到達しない教科が多いと留年になり、再試験すら受けれなくなります。
私が通っていた大学では1/3以上の教科はクリアしないと留年でした。
・分子模型 (約3000円)
なんかよくわからなかったけど1回使いました。
各学校の授業によりますが、持っている誰かに借りても大丈夫そうではあります。
私は後輩に貸してかえってきていないです。
でもかえってこなくても問題ないレベルです。
・5年生時の実務実習費用は学費にたいてい含まれている
5年生の時に病院・薬局に実務実習に行きます。
実はそのためにはお金が必要なんですが、学費に含まれていることがほどんどですので考えなくても大丈夫かと思います。
ただし、実習先が家から近いとは限らないので、いつもよりも交通費がかかることもあります。
■学生生活にかかる費用■
ここは薬学部だからというのは関係ないのですが、私の経験より書いてみました。
一人暮らしをするときの参考にして頂ければと思います。
生活でかかるお金
このあたりが相場です。
- 生活費 4~8万円
- 家賃 6~8万円
- 通信費 3000円~1万円/月
- 交通費 数千円~
- 交際費 1万円~
- 被服費 1万円~
ちなみに私はこんな感じでした。
- 家賃4.8万円
- 生活費4万円
- 通信費1万円
- 交通費 数千円
- 被服費 1~2万円
- 交際費 1万円~
薬学部に通うのであれば、勉強時にかかるお金も見ておいた方がいいと思います。
- 勉強時の飲食代 数千円~
- 文具代 数千円~
友達と一緒に勉強することもあります。
最低限勉強時にもコストがかかると思って良いでしょう。
就職活動にかかるお金
就活代 スーツ・交通費・カフェなど 20万円ほど
薬剤師になる場合はそこまで就活代かかかりません。かかって交通費と履歴書代程度です。
製薬企業などに就職活動をする場合は20万円はみておいたほうがいいと思います。
スーツやワイシャツも複数必要ですし、説明会や面接などで交通費もかかります。
あと、意外とかかるのがカフェ代です。
友達と共闘して就職活動をしましたのでその時の場所代としてかなりかかってしまいます。
- エントリーシートを添削しあう
- 面接練習をする
- WEB試験を皆で解く(これは大きな声では言えませんね)
仲間と協力しあって進めるので必須といえます。
夜遅くだと学校も閉まるのでカフェやネットカフェなどでやりました。
卒業時のイベントでかかるお金
- 卒業旅行 10万円~
- 卒業式袴レンタル(女子のみ) 3万円~
- 卒業式ドレス代(女子のみ) 10万円~
女子は卒業し袴やドレス代などがかかります。
その他
- 運転免許とる 20万円~
- 旅行(国内・韓国など) 3万円~
私は旅行はそこまで興味があるタイプではなかったのですが、機会があり行くことに。
旅行興味がない人でも学生生活で1回は行くことになるのかな?なんて思っています。
知らない土地を知れたりすることができて行って良かったと思っています。
薬学部はお金がかかる!でもアルバイトも可能!
薬学部は学費以外の費用も他の学部に比べて少しかかりますね。
学費・生活費・家賃までは難しくとも、その他の費用や娯楽費などは十分アルバイトでまかなうことができます。
こちらの記事で薬学部がどのくらいバイトできるのか書いています。
薬学部の最大のバイト量を考えてみました。
もちろん勉強には差しさわりないように考えています。
アルバイトはお金ももらえて社会勉強にもなるのでおすすめです。
就職活動にも使えるので学生さんはアルバイトも考えてみてくださいね♪
それでは今回は以上としますー!