将来のために薬学部のメリットデメリットを知りたいな
こんな人におすすめの記事です。
この記事では以下の内容を解説しています。
- 薬学部のメリットデメリット
- 薬学部の選び方のポイント
これを書いている私自身が薬学部を卒業してみて感じたメリットやデメリットをまとめてみました。
参考になれば幸いです。
目次
メリット
将来が安心
薬学部は国家資格を受験できる学部ですから、将来の安心感ははんぱないですよね。
他の追随を許さないんじゃないかというほどです。
将来が安心なのはやはり薬剤師国家資格があるからこそです。
AIに仕事を取られてしまうかもしれない話はありますが、それでもまだ安定している職種だと思います。
安定という観点で職業を選ぶのも「どうなの?」と思う人も中にはいますが、それでも将来食いっぱぐれない点はとても魅力的です。
■薬剤師国家資格のメリット
- ライフプランに応じて女性が働きやすい
- 子育てしながらでもやりやすい
- 転職もしやすいので職場が合わないときも比較的気楽
薬局薬剤師ならそこまで体力的にもきつくないので子育てで忙しくても両立しやすいと思います。
かしこく思われる
薬学部の偏差値って結構ピンキリですよね。
そこまで偏差値の良い大学じゃなくても「すごいね!」「頭いいね!」と言ってもらえます。
なんか逆に申し訳なくなるくらいです。
医療の知識が身につく
医療の知識って人の体や生命が関わっているので専門性や正確さが求められます。
一般の人が適当な情報に踊らされていても、医療の知識があれば正しく判断できたりします。
独学では難しい面もあると思うので大学で勉強できて良かったです。
薬剤師の就職はしやすい
薬局薬剤師やドラッグストアの薬剤師になるなら就職活動はかなりしやすいです。
就職活動の時期になると、よくテレビで数十社も就活してます!っていう人が出てたりしますが、薬局・ドラッグストアで勤務するなら1・2個受ければ大体決まります。
ちなみに病院薬剤師は募集しているかどうかのタイミングがあるのでその時によります。
勉強したことがそのまま将来役に立つ
中学や高校の勉強って「これやって将来なんの役に立つんだろう」みたなものも多いですよね。
薬学部の勉強はそのまま薬剤師として役立てることができます。
もちろん現場では薬剤師としての経験も大事なのですが、勉強したことが将来につながっている感覚は今までの勉強の中で一番ありました。
6年間学生でいられる
勉強で大変な部分はありますが、6年間学生生活を楽しむことができるのもメリットの1つです。
学割も普通の大学よりも2年長く使えるのでちょっとした優越感に浸ることもできます。(笑)
また、4年制の時は勉強詰めでゆとりない状態だったみたいなので、6年制になって学生生活をより楽めるようになったかもしれません。
デメリット
私大は学費が高い
私立は特に学費が高いですよね。
年間200万円ほどかかるので、6年も行くとなると相当の金額です。
勉強が大変
勉強はやはりしっかりとやらなければいけません。
とはいえ、医学部に比べたらそうでもないと思いますが、一般的な大学生を想像していると後々泣きます。
だけどやろうと思えばできる量ですので、勉強時間を意識的にきちんと確保していくことが重要です。
遊びやアルバイトに時間をとられすぎないのが一番のポイントになるかと思います。
勉強はやっぱり大変ですが、受験よりはマシかな?と思います。
社会に出るのが遅くなる
4年生の大学の人が22歳で社会に出ている中、薬学部は24歳になります。
自分が出遅れているような感覚がありました。しょうがないんですけどね。
将来の給与はそこまで期待できない
薬学部は通常の企業の初任給よりは高いですが、その後の昇給率は低い印象です。
薬局薬剤師は若くして500万円ほどもらえるところもありますが、その後頭打ちになりやすい傾向にあります。
病院薬剤師も新人は350万円ほどで5~10年で450万円くらいが一般的で薬局薬剤師同様給与は頭打ち頭打ちになりやすいです。
ベテランで500万円~600万円もらえているのであればよくもらえている方だという人もいます。
バリバリに仕事ができる人だと薬剤師よりも外資系の企業に行った方がお給料はいいと思います。
薬剤師業務の負担増加している
昔は業務内容が調剤・監査・投薬の業務がほとんどで、そのイメージで大学に入学した人もいるかもしれません。
私も入学してそれを知りました。
最近では「かかりつけ薬剤師」「ジェネリック医薬品の推進」「在宅訪問」など薬剤師が行うべき業務も増えています。
「かかりつけ薬剤師」・・・かかりつけ医のように毎回同じ薬剤師が患者さんを担当し、継続的にお薬や健康のアドバイスをすること。
「ジェネリック医薬品の推進」・・・同一成分でより安価なジェネリック医薬品を勧めること。医療費削減になる。
「在宅訪問」・・・自力で薬の管理することが難しい患者さんのお宅に訪問し、薬を整理すること。
■入って良かった!でも学校選びは就職活動のことも視野に入れよう!
薬学部の進路は薬剤師が多いですが、それだけではありません。
薬学部卒は薬剤師だけでなく、製薬企業(研究職)、製薬企業(営業)、CROなどの選択肢もあります。
大学の先輩や友達の話に触れて薬剤師以外の選択肢を選ぶ可能性もあるので、いろいろな選択肢があるような学校がおすすめです。
特に、歴史や名のある大学はわりとどんな就職活動にも強かったりするので、そういった大学を選ぶことがおすすめです。
未来の自分のために選択肢を作ってあげられるようにしたいですね
関東圏で製薬企業(営業)の就職活動をしているときは以下のような大学の人が多くいましたし、就職も強い印象でした。
- 慶応大学
- 星薬科大学
- 明治薬科大学
- 東京薬科大学
- 昭和大学
- 昭和薬科大学
- 武蔵野大学
関西圏は関西圏で強い大学があるかと思います。
■【受験おすすめアプリ】希望の学校に入るためにできる努力をしよう
入るならできるだけ上位の学校を狙っていきたいですよね。
偏差値上位の大学は国家試験にも就職活動にも強い傾向なのでできるだけ偏差値上位の大学を狙うことは将来にとっても良い選択だと感じます。
ただ、上位の学校に入るためにはしっかりと勉強することが必要不可欠。
勉強時間を確保するために移動などの隙間時間も活用しましょう。
ここで薬学部受験の勉強時に役立つアプリをご紹介します。
■すべての教科に対応
全ての教科に対応できるのがスタディサプリです。
無料のアプリだと基礎科目しか対応していなかったりしますが、スタディサプリは全ての科目の授業を視聴できます。
しかも分かりやすいと評判の塾や予備校の有名講師の授業なので学校の授業の説明では分かりにくかった部分もこのアプリで解決できます。
スタディサプリならすき間時間で勉強することができますので忙しい人にもぴったりです。
月額1980円で有名な塾の講師の動画見放題なのはスタディサプリだけです。
今回紹介する中では唯一こちらが有料ですが、クオリティの高いものだと思います。
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■英語
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■数学
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■化学
■化学基礎大学入試対策問題集 〜化学基礎〜
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■生物
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■その他便利アプリ
■勉強時間管理アプリStudyplus(スタディプラス) 日々の学習管理に
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最近はさまざまなアプリで学習できるので便利ですね。
昔はこんなのなかったので、受験勉強も日々進化しているんですね。
受験勉強を頑張ることが将来の自分のためになりますので、受験生の皆さんは是非勉強頑張ってください。
それでは今回は以上としますー!