今回の記事では薬剤師国家試験を受験するときに必要な持ち物について解説していきます。
以下のカテゴリーに分けてご紹介します。
- 必須の持ち物
- ほぼ必須の持ち物
- 勉強対策用の持ち物
- あると便利な持ち物
わざわざ買いに行かなくてもいいように、Amazonのリンクを貼っておきましたので必要に応じてポチってもらえればいいかなと思います。
目次
【必須の持ち物】
受験票
国家試験受験の持ち物の中で一番大切です。
筆記用具などはとなりの人や会場の外にいる薬ゼミの人などに勇気をもって話しかければなんとかなったりしますが、受験票はそういうわけにはいきません。
家を出る前になんども確認!
受験票用のパスケースに入れておくのも良いですね。
鉛筆・シャーペン ※複数本用意するのが〇
鉛筆やシャーペンは無地のものです。
念のため鉛筆もシャーペンもどちらも持っていくのが良いでしょう。
神社の無地に「〇〇神社 合格祈願」みたいに印字されているものでも大丈夫でした。
数本用意しておくと安心です。
消しゴム ※複数個用意するのが〇
こちらも複数個用意しておくと安心です。
勢いあまって落としてしまった時に消しゴムって転がってどっかいったりしやすいですよね。
また、鉛筆は落ちた音で試験監督に気づいてもらいやすいですが、消しごむは気づかれにくいですから忘れずに複数個持っていくのがおすすめです。
鉛筆削り
本番だといつもよりも念入りにマークシートを塗ったりして鉛筆の減りも早くなりがちです。
普段よりも鉛筆削りの出番も多くなるかもしれないので、持っていくと良いでしょう。
腕時計
会場に時計があるところもありますが、ない会場のことも想定されます。
腕時計は持っていきましょう。
また、計算機能や通信機能がついたデジタル時計は持ち込み禁止されています。
普通の腕時計を持っていない人は安いのでいいので買っておくと良いと思います。
黒ボールペン
意外と忘れがちなのが黒ボールペンです。
会場で合格通知届の送付先を記入する際に必要となります。
周りの人に借りてもいいと思いますが、忘れた時のストレスはなcるべくない方がいいと思うので持っていくのがおすすめです。
知らない人ばかりですし。
【ほぼ必須の持ち物】
会場によって持ち込みが禁止されているものもあるようなので、不安なものは確認するようにしましょう
お昼ご飯
会場によっては学食があるところもあるみたいですが、なるべく持っていくのが良いかもしれません。
私が受験した会場は学食がないところでしたが、意外と時間もないので持参した方がお昼の時間も試験対策に使えました。
飲み物
飲み物もあらかじめ持参しました。
コーヒー・水など少し多めなくらい持っていきました。
後から買いに行くのも面倒だったので。
スマホ
試験には必要ないですが、会場までのアクセスや休憩中に分からない部分を調べたりスマホも必須といえます。
財布
持っていく金額は交通費とお昼ご飯・飲み物代くらいあればいいですが、何かのために少しはもっていた方が良いかもしれません。
交通ICカード
当日電車やバスを使う人は交通系のICカードは忘れずに持っていると便利ですね。
現金があればどうにかなりますが、変にストレスを感じないようになるべくスムーズに会場まで行けるように持ち物の確認をしておくと良いでしょう。
【勉強対策用の持ち物】
参考書(青本など)
青本は全部持っていくのも大変ですが、不安な人は全部持って行っていました。
受験会場の通路が狭かったりと置き場所がない会場が多そうですが、もっていかずに不安になるくらいなら持って行って良いと思います。
友達もバックパック用のリュックに全部入れてきていました。
対策ノート・プリント類
今までのテスト対策のノートやプリント類など試験直前に確認したいものは持っていきましょう。
【あると便利な持ち物】
モバイルバッテリー
休憩中に調べものをしたいときでも安心です。
地図アプリを使って会場まで行くとそれだけで電池が減ったりするので何かと重宝しました。
ハンカチティッシュ
特にティッシュは鼻をかんだり鉛筆削りの時に使ったりなど使うタイミングが多かったりします。
ビニール袋
ちょっとしたゴミを入れたいときや、気分が悪くなったときなどあると便利です。
マスク
会場の空気が乾燥していたりすることもあるので、マスクもあると良いでしょう。
国家試験が終わってからも何かと忙しいので、風邪を移されないように予防にも良いと思います。
雨具・折りたたみ傘
突然の雨にも対応できるように折りたたみ傘は持っておくと良いかもしれませんね。
ちょっとした糖分
チョコレート、ガム、ブドウ糖、グミ、ラムネ菓子 など
特にブドウ糖は脳が使うことができる唯一の糖と言われていますよね。
脳が活動するためのエネルギーとしてブドウ糖が大切です。
国家試験は拘束時間が長いので、甘いもので気分転換にもなります。
フリスク・ミンティア
国家試験は朝から夕方までみっちり試験です。
途中で眠気がきたり頭がすっきりしないこともあります。
とはいえ、眠気で問題を解けないのは言い訳になりませんので、フリスクやミンティアなどの眠気をスッキリさせるアイテムは持っていた方がいいと思います。
メガネ、コンタクトケア用品、目薬
普段コンタクトをしている人はメガネも持って行った方が良いかもしれません。
ずっと机に向かっていると目が疲れてきたり、会場が暖房で乾燥していたりするとコンタクトにトラブルが出てきたりするかもしれません。
ドライアイの人なら目薬を持っておくのも良いと思います。
常備薬
痛み止めや下痢止めなど念のために常備薬を持っていた方がいいと思います。
同じ会場に友達がいるとは限らないので、何があってもなるべく一人でどうにかできるような準備が安心です。
リップクリーム、ハンドクリーム
国家試験はいつも勉強する環境とは違う環境になりますよね。
いつもならそこまで気にならないことでも気になったりすることもあります。
また、普段からリップクリームやハンドクリームが欠かせない人は持っておいた方がいいですね。
ヘアゴム、ヘアピンなどの髪留め
髪の毛が長い人は試験をするときに髪の毛が邪魔になったりします。
集中して問題を解けるように髪の毛をまとめておけるアイテムも持っておきたいところです。
カイロ・ひざ掛けなど防寒対策
膝掛け、クッション、座布団は使用可能ですが、「試験監督により」使用が許可される場合と禁止される場合もあるようです。
会場が寒いときのためにカイロは持っていると安心かもしれません。
特に女性は冷え性な人も多いですしね。
耳栓
試験会場がざわついていて休憩中も思うように勉強ができないこともあります。
普段と環境が違うので余計に気になるかもしれません。
安く購入できるので持っていても良いと思います。
イヤホン
音楽を聴いてリラックスした人はイヤホンも良いですね。
YouTubeには勉強用の集中できるBGMもありますから、お昼休憩の勉強ときに聞いていてもいいかもしれません。
アイマスクなどの体を休めるアイテム
お昼休みの休憩中や1日目が終わった後など、気分転換やリラックスに使ったりもできます。
慣れない場所と緊張感で疲れが溜まりやすいので、パフォーマンスを維持するためにも必要な人は買って持っているといいと思います。
ずっと机に向かっているので、肩こりしやすい人にためのアイテムもあります。
生理用品(女性)
国家試験の前は少なからずストレスがかかりますよね。
普段生理周期が安定している人でも、この時期はズレやすいかもしれません。
ストレスがどんなふうに出るかは人それぞれですが、当日慌てないために念には念を入れた準備をおすすめします。
会場近くにホテルを取っておくと安心(メリットデメリットあり)
当日のための準備として会場近くのホテルを取っておくこともできます。
私も国家試験当日は近くのホテルを取っていて安心して国家試験を受験できました。
実際に近くを借りてみて感じたメリットデメリットも書いてみました。
宿泊施設の予約は じゃらんnet からできます。■メリット
当日の時間短縮になる
当日の朝の移動時間が短縮できて、朝もゆっくり気持ちを整えられます。
交通機関に遅れが出ても焦らない
電車に遅れなど公共交通機関の遅れは自分ではどうにもできませんよね。
早めに家を出たり、タクシーを捕まえたりなどできることはあっても、思った以上に到着まで時間がかかることもあります。
不安材料はできるだけ消しておくと、安心して受験できるので本来の力を発揮しやすいと思います。
1日目終わった後に2日目の対策時間がとりやすい
受験会場が家から遠いと朝も大変ですし1日目に家に帰るのもしんどいです。
会場近くにホテルを取っておくと2日目の追い込みの時間も確保しやすいので、勉強に集中できました。
■デメリット
お金がかかる
宿泊施設をとるのもお金がかかります。
国家試験に合格できるならその金額も誤差範囲だと思いますが、宿泊施設によってはちょっと高くなってしまうかもしれません。
当日の時間や安心をお金で買う感じですね。
荷造りをしなくてはいけない
国家試験の前日までに泊まるための荷造りをしていなければいけません。
持っていく荷物については今回の記事を参考にしてください。
受験票さえ持っていれば、近くのコンビニで買えばなんとかなるので受験票とお金さえあればいいのかもしれませんね。
今は下着などもコンビニで買えますしね。
2日目の帰りに荷物が多くなる
2日目の帰りは荷物が多くなります。
みっちり試験をやって疲れている中で青本や着替えで重い荷物を運んで帰るのはちょっとしんどかったです。
出し切って抜け殻みたいな状態でしたからね。
ただ、すべてを終わらせた後なので、帰り道がしんどいとかはどうでもいいことなのかとも思います。
【落ち着いて受験するために】
早めに会場に向かう
ギリギリだと結構焦りますよね。
焦って本来の力を出せないことがないように会場には少し早めにつていおいた方が良いでしょう。
家を出る前に忘れ物を再度確認する
忘れ物があるのも焦りにつながります。
本来の力を発揮するには平常心でいれるような努力も必要です。
忘れ物がないかもチェックしましょう。
本記事を家を出る前にもう一度見ていただくのもいいと思います。
知らない問題が出ても焦らない
完璧に勉強していても知らない問題や解けない問題は必ず現れると思っていた方がいいです。
3~5問は必ず出会うと思っていていいと思います。
それが第1問目にくるかもしれませんが、その後に解ける問題は必ずあります。
ちゃんと勉強したなら解ける問題は確実にあります。
確実にできる問題を正確に潰していくことが合格への近道です。
1問目にできない問題があっても「これは出題者が受験者を焦らせるためにやっているんだな」と思って冷静にいましょう。
1日目の自己採点はしたほうがいい?
1日目が終わった日に自己採点をするかは性格次第です。
私は自己採点した派でしたが、自己採点しない人もいました。
2日目も持てる力を全力で発揮できるならどちらでもいいと思います。
ただ、迷う人のためにメリットデメリットを書いておきます。
自己採点するメリット
気持ちが落ち着く
自己採点したほうが気持ちが落ち着く人もいます。
人それぞれなのですが、自己採点したほうが安心して2日目も受験できる人は自己採点がメリットになります。
自分が弱いところを確認できる
1日目の問題で間違えた問題は自分が苦手だったり、忘れている分野の問題かもしれません。
2日目のために知識が弱い部分を確認できることもあるので対策できます。
自己採点するデメリット
思うよりも点数取れないと逆に焦る
思うように点数がとれてなかったら逆に焦る可能性もあります。
私の友達も1日目の点数がギリギリだったから、もしあのとき自己採点していたら焦って平常心で2日目できなかったかもと言っていました。
自分の性格がどうなのか?やその時の状況によって考えた方がいいかもしれません。
1日目の点数が足りなくて2日目を諦めてしまったり、逆に点数が足りていたら手を抜いてしまったりもあるので、2日目を全力で受験できる方を選んで下さね!
時間がかかる
自己採点する分の時間がかかります。
解答速報は薬ゼミが出してくれていたりしましたが、他の対策をしたい人にとっては、自己採点の時間はもったいなく感じるかもしれません。
どうしたら自分が最高の力をだせるかを考えておく
国家試験当日は違う環境だし、いつもと違うストレスを感じます。
そんなときでも「自分はどうやったら自分が持っている最高の力を発揮できるか?」と考えてみるのが持っている力を発揮するコツだと思います。
- 不安要素は取り除く
- 念のためを大事にする
- 自分が集中できる環境をつくる など
ただ単に勉強するだけでなく、自分が最高のパフォーマンス出せることも是非考えてみてください♪
私よりも頭のいい子がなぜか本番で落ちたりもしたので、メンタルや環境を整えるのは非常に重要です。
当日のメンタルや集中する環境を保つためにも今回の記事を参考にして頂ければ幸いです。
それでは今回は以上にしますー!