お金 投資・自己投資

若いうちに投資をやったほうが良い理由

若いうちから投資をやったほうがいいのかなぁ

もっと後でいいと思ってたんだけど・・・

こんな人におすすめの記事です。


これを読んでいる方の中には投資ってなんか難しそうだな・・・と思っている方もいるのではないでしょうか?

たしかに投資は何も考えずにできるものではありません。



投資とは、簡単に言えば将来の利益のために資金を出すこと。

これはしっかりやれば身につくスキルなのです。


それでは何故この投資が必要なのでしょうか?

それはざっくり以下の5つの理由があると思います。

【なぜ若いうちから投資が必要なのか?】
・インフレになってきているのに給料は変わらないから
・習得まで時間がかかるから 
・時間を見方につけられるから
・投資から学べる日常の考え方があるから
・騙されないため

以下でそれぞれ解説していきます。



気になるところだけでも読んで頂ければ幸いです。

投資を知らずに損をする人が減らせたら嬉しいです。



【インフレになってきているのに給料は変わらないから】

日本はこれからインフレになっていくと言われています。

アベノミクスなどインフレ政策は行われていて、既にインフレは始まっているという人もいます。



政府はインフレ率2%の目標を掲げていますしね!



しかし、日本のインフレでタチが悪いのは、給与所得は変わらないということです。


給料はデフレ時代と変わらず、インフレで物価は上がるという最悪の状況。


昨日まで100円のりんごが今日は200円払わないと買えないような状況と同じです。

りんごの価値は変わらず、お金を倍払わないといけないということは、お金の価値が薄くなったことを示しています。



つまり、インフレとは相対的にお金の価値が下がること



給料も上がるならそれでも良いのですが、日本企業の仕組みとしては給料が簡単に上がる仕組みにはなっていません。


もらう賃金も相対的に下がり、貯金の価値は少なくなります。


そんなときに投資が役に立つのです。



賃金は上がらないと言いましたが、企業が儲かっていないかと言えばそうではありません。

儲かっている企業もあります。



その儲かったお金は企業が経営のために内部留保したり、株主へ還元されます。

つまり、投資家側に回ればインフレによる資産の目減りを防ぐことができるということ



また、日本株だけでなく米国株やその他にも投資対象はたくさんあります。

その時その時でどれを選べば良いかに目利きが必要になってきます。



【習得まで時間がかかるから】

投資は難しそうだしまだ先でいいやーと思っている方はいませんか?


ちょっと待ってください!

投資の難しさは先延ばししたら易しくなるものではありませんよ!!



むしろ年をとってからの方が勉強が難しくなりますし、仮に失敗しても若いうちならやり直しがききます。

投資したい!と思っても、習得までには時間がかかるため、 思い立った段階で投資をしても思うような結果が出せない場合も。



投資は小さい頃に自転車が乗れるように練習したり、鉄棒の逆上がりの練習をしたりしたのと似ています。

自転車に乗りたいと思って練習もせずにいきなり大きな道路で乗っては危ないですよね?

まずは公園や安全な広い場所で練習して徐々コツをつかんでに乗れるようになります。

投資も同じで、「資産運用はじめよう!」といきなり大きなお金をかけるのは、乗ったこともない自転車をいきなり交通量の多い道路で乗ろうとしているようなもの。

これでは明らかに事故になってしまいますよね。



自転車で考えれば分かるのですが、投資の話になるといきなりこれをやってしまう人がいます。

老後のための退職金をいきなり資産運用に回す人にはこういうパターンが多いです。

なぜ自分がこんなに危ないことをしていることに気がつけないかというと、“投資の熟練度が目に見えないこと”にあります。



自転車の話でいえば、交通量が多い道路は危ないと目で見た状況から判断できます。

乗れるようになったか、そうでないかも自転車に乗ってみれば一目瞭然です。



投資となると、熟練度は目には見えません。

初心者でもはじめの1回は勝ててしまうこともありますし、何億も稼いでいる投資家でもある1回は負けることもあります。



だから自分のレベルに合わない投資をして一気に資産を減らしてしまう人がいるのです。

投資の能力を伸ばすには時間がかかります。

毎日十何時間も勉強に費やせる方であれば短期間で習得できるかもしれませんが、皆さんは普段お仕事がありますよね?



仮に学生さんや主婦の方だったとしても、学校や家事で1日の時間をほぼ投資に回すことは難しいと思います。

そんな方は大体2~3年で投資のスタートラインに立ったと言えると思います。



やっと公園で自転車が乗れるようになり、実際の道路で乗っても大丈夫かな?という段階。

私の実感としても投資歴2年でやっと全体像がつかめてきましたし、他の投資家の方も無理なく利益を上げ始めたのは大体2~3年ほど投資をはじめてからのようです。



そこから自転車で遠くの場所まで行くのはもう少し先だなーといった状態です。

投資は簡単に始められる分、すぐに利益を上げられると期待もしてしまいます。

本格的に投資できる能力が身につくのは、投資を始めた2~3年後です。



焦らずに勉強と経験を積み重ねが必要です。



【時間を味方につけられるから】

投資には複利の効果が期待できます。

複利とは利子にもまたさらに利子が付くことです。


これの対義語として使われるのが単利という利子の付き方。

単利は元本にしか利子が付かない方法です。


例えば、10万円のお金を年利10%で増やせたとします。

そうすると年間1万円増えるわけですが、この1万円を貯金しておけば10年後には最初のお金は20万円になり、2倍になった計算です。

これが単利の考え方。



複利の考え方で言えば、利子で得た1万円も次の年の投資へとまわしていきます。

利子で得たお金を次の投資に回せば、次の年には11万円のお金を運用できますがら、その次の年には1.1万円の利益を得られます。

その1.1万円をまた次の年の運用に回すということをしていけば、単純に貯金箱に貯めていくよりも早いスピードでお金が貯まっていきます

ちなみに10年後は約2.6倍となり、 20年後は約6.7倍、30年後は約17.4倍です。

期間が長ければ長いほどこの複利の効果が大きくなります。



あのアインシュタインも複利を「人類最大の発明」と呼ぶほどです。

複利の効果のすごさが伺えます。



また、長い時間相場に触れていれば、相場から得られるチャンスも多くなりますので、時間もチャンスも味方につけられます。



【投資から学べる日常の考え方があるから】

投資を勉強していくと日常にも活かせる考え方があります。

例えば時間の使い方もそうです。



限りある資金をその時に有望な投資先へ振り分ける考え方は時間に対しても当てはまります。


人間の時間も限りある資産ですです。

何に時間を使えば自分にとって一番良いか?という部分は共通します。



そう考えると、人間はすでに“時間”の投資家なのかもしれませんね。



また、投資を勉強していく上で、損切りは避けては通れません。

損切りとは、自分が当初思い描いていた勝ちシナリオとは別のパターンになった時、それ以上の損失を拡大させないために行います。

損は出てしまいますが、損切りは自分の資産を守る上で非常に重要なスキルです。



今行っていることを割り切ってでも次に進んだほうが人生トータルで見ると良いことだった!なんてこともありますよね。



例えば、

  • 今の会社を転職した方が給料も環境も良い場合
  • 明らかに失敗すると分かっているプロジェクト

などは他の新しいものに挑戦する方が、時間効率的にも良いはずです。



また、

  • 失敗してクヨクヨしている時間
  • 失恋して落ち込んでいる時間

なども、

  • 「今失敗で学べて良かった!」
  • 「今失恋したからこそ上手くいかない恋人と無駄な時間を過ごさなくて良かった!」

など損切りの考え方は気持ちを割り切ることにも生かせます。



これらも、失敗の教訓は心に刻みつつも次に行動した方が良い例ですよね。

限りある人生の時間を無駄にせずに有意義に使うためにも投資の考え方は知っておいて良かったと思っています。



【騙されないため】

これは副次的な効果にはなりますが、投資をしていれば自然と身につく知識もあります。


知識をつければ以前よりは騙されにくくなります。

残念ながら世の中には良い人ばかりではありません。

正しい知識がないと騙される標的にもなりやすいです。


騙されたことに気がつかず、気づいたらもう遅いなんてことも・・・



銀行や金融系の営業マンなどから金融商品をすすめられる場合も、知識がないからこそ必要のない商品を購入してしまうかもしれません。

お堅い職業だから信用できるわけではありません。


彼らにも営業ノルマはあります。買ってもらうために必死です。


メリットは詳しく教えてくれてもデメリットは大まかにしか教えてくれない場合が大概です。

それでも営業マンは説明責任は果たしていますから、知識なくお金を出してしまったあなたの責任となってしまいます。



【自己投資も立派な投資!!】

ここでいう自己投資とは、派手なお買い物・高級バッグなどを購入することではありません。



初めにも触れましたが、投資とは将来の利益のために資金を出すことです。



派手なお買いものによって将来利益が見込まれるのであれば良いですが、 一般的には現在の物欲を一時的に満たすだけの場合がほとんど。


多くの人は一瞬の買い物の気持ちよさは感じますが、時間が経てばまたその気持ちよさを感じるためにまた物が欲しくなるループがあると思います。



その場合は、投資ではく浪費に分類されるので注意してください。


自己投資とは、今後のために勉強したり経験にお金を投じることです。

投資を勉強するための本代も自己投資に含まれます。



仕事に必要なスキルだったり、今後必要になるスキルのためにお金や時間を使うことも自己投資です。

投資は慣れていく必要があるという話は先程も触れましたが、自己投資も同じだと考えています。



例えば、生活費や健康のために、自炊を始める人がいたとします。 その際の調理器具や料理の本は投資といえますが、料理教室に通ったり高級食材を使う必要はありません。


むしろ今やネットで情報が出ているので、料理本ですらいらないかもしれませんね。



自分にとってどこまでの範囲が必要な投資かを判断するのも慣れが必要だと思います。



これを書いている私は現在主婦ですが、料理初心者の時は必要だと思って野菜を買い込み、使い切れずダメにしたりしていました。

やっていくにつれて自分の必要なものや量が見えてきたんです。

人生もこれと同じで、はじめは効率悪くてもやっているうちに良い取捨選択ができます。



コスパ良く勉強するなら、フリマアプリなども活用しながら、自分の興味のある分野や知りたい分野の本や道具を探してみてください♪

勉強や簡単な体験であれば少額であっても、人生単位で大きな利益になってくれるかもしれません。



【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

若いうちに投資を始めたほうが良い理由をざっくり書いてみました。


今の年齢が若かったとしても、明日になれば1日分の年をとっていますし、明後日は2日分の年をとります。


今後の人生で一番若い日は今日この瞬間です。

是非人生で一番若い時に投資をはじめてみてはいかがでしょうか?

私が株で参考になった本の概要を書いた記事ファンダメンタルおすすめの本!「株で勝つ」ピーターリンチ著もありますので、株に必要なエッセンスを参考にしていただければ幸いです♪

それでは今回は以上としますー!

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