どんな失敗例が多いんだろう、、
失敗しないコツはある?
こんな人におすすめの記事です。
それでは解説していきます。
目次
よくある薬剤師転職の失敗
通勤時間が長くなった
思っていたよりも通勤に時間がかかってしまうパターンです。
また、自分の通勤ルートが予想外のラッシュにあたってしまう、混雑しやすい場合も。
残業時間の長くなった
残業の時間がこれまでよりも長くなってしまうこともあります。
良く確認することがこのような事態を避けるポイントです。
職場の人間関係が良くなかった
時給だけで選ぶと、「時給が高い理由があった」などもパターンもあります。
女性ばかりの職場で居心地が良くない
薬剤師は女性がライフイベントに合わせて働きやすい職種です。
そのため、女性ばかりの職場になることも珍しくありません。
- 男性
- 女性でも女同士のコミュニケーションに苦手意識がある人
には居心地悪く感じてしまうこともあります。
年収が下がった
転職後、年収が下がってしまう場合もあります。
「何を求めて転職するか?」は人それぞれですが、年収については事前に確認できる項目です。
転職先の昇給、ボーナス、退職金が低かった
昇給がほとんどなかったり、ボーナス・退職金が低くなってしまうこともあります。
年収同様、お金については事前に確認できる項目です。
確認不足で悔しい思いをしないようにしたいですね。
店舗売却となり体制がガラッと変わった
少ないバターンではありますが、
筆者の身近でも起こっており、意外と他人事ではないんだな、と感じています。
- 後継者不在で店舗売却になった
- 経営難で他の大手から薬局の買い取りがあった など
個人薬局などで起こりやすいようです。
勤務先のルールの違いが大きすぎる
勤務先が変われば多少のルールの違いは予想できますよね。
そのルールの違いが大きすぎて、仕事上の価値観と大きく異なる場合は失敗したと感じることもあるようです。
知識が物足りない(とくに病院⇒調剤薬局の場合)
転職先の職場が今までよりも知識が求められない場合もあります。
薬剤師のやりがいに「知識を活用すること」を求めている方は、物足りなく感じる場合もありそうです。
- 病院⇒調剤薬局への転職
- 大学病院の門前薬局⇒メジャーな処方ばかりのクリニックの門前薬局
整形外科の門前でほぼ痛み止めの処方しか出ない、などの場合もあります。
それぞれの場所で求められていることが違います。
薬局希望でも「知識の活用」を重視している方は周辺の医療機関の情報はチェックしたほうがいいかもしれません。
サービス業の気質が強くて驚く(とくに病院⇒調剤薬局の場合)
病院と薬局の役割の違いがあり、求められる能力が全く違います。
病院の入院患者さんは重症な状態の方が多いですが、調剤薬局の患者さんは病院の管理から離れることができた方です。
治療に対する意識も低くなりやすいので、
患者さんのニーズはサービス業としてのものが強くなっています。
- ただ話を聞いて欲しい
- 説明はいいから早く薬を欲しい
- 家族の薬だから本人の症状など全く分からない
- いつもの薬を漠然ともらいにきただけなので治療への意識は低い など
筆者の大学の先輩で、元病院薬剤師から薬局薬剤師に転職した人もカルチャーショックを受けていました。
コミュ力のある方でしたが、サービス業の気質の強さに驚いていましたね。
失敗しないコツ
希望条件に優先順位をつける
希望条件が多い場合はすべてが通るとは限りません。
大事にしたい条件の優先順位を決め、上位から満たしていくような方法がベストになります。
たとえばこんな項目で優先順位を決めてみてください。
- 年収・昇給・ボーナス
- 退職金
- 通勤
- 福利厚生
- 家賃手当・その他手当
- 残業
- 有給
- 勤務時間
- 人間関係
- 知識や経験
- 薬剤師1人あたりの平均処方箋枚数 など
これらはあくまで一例ですので、あなたが転職して得たいものはなんでしょうか?
仕事探しをしていると、目移りしてしまって転職の理由がぶれてしまう場合もあります。
自分が転職で求めていることを明確にすることが、ミスマッチを防ぐコツです。
情報収集をしっかり行う(転職サイト活用で効率UP)
事前の確認で失敗を防ぐことができます。
上記でご紹介したこれらの項目はチェックしてみると基本的な情報は網羅できます。
- 年収・昇給・ボーナス
- 退職金
- 通勤
- 福利厚生
- 家賃手当・その他手当
- 残業
- 有給
- 勤務時間
- 周辺の病院・クリニック
- 薬剤師1人あたりの平均処方箋枚数 など
これらの確認項目は自分で収集するのは手間ですので、転職エージェントを活用して、効率的に転職活動を進めていくのがおすすめです。
採用がきまったら現場担当者にも希望を伝えておく
面接の人事担当者と現場担当者が異なる場合、どちらにも希望を伝えておくのがおすすめです。
人事担当は希望を知っていても、現場担当まで情報が共有されていないこともあります。
その場合は、入社後に「面接のときに聞いていたことと違った」ということも起こりやすいです。
現場担当者にも「こういう希望で入社しています」ということを伝えましょう。
職場の雰囲気もなるべくチェック(転職サイト活用で効率UP)
職場の雰囲気や人間関係などを事前に確認する方法は手段が限られてしまいやすいです。
方法としてはこんなものがあります。
- 薬局の様子を外からできる限りチェック
- 面接時に職場の雰囲気をチェック
- 転職エージェントで見学を活用
エージェント自体が職場訪問や実際に働く薬剤師の聞き取りで雰囲気をよく把握していることも多いです。
転職エージェントで職場見学ができる場合も。
エージェントの情報や実際の見学で失敗の確率を下げられます。
失敗しないためにできる限り対策しておけば後悔は少なくなるでしょう。
転職する場合は転職サイトを活用するのがおすすめです。
⇒薬剤師の転職サイトの選び方やおすすめは?人気サイトや比較まとめ
転職サイトを活用するメリットデメリットはこちらにて解説しています。
⇒薬剤師転職サイトのメリット・デメリットは?おすすめな人はどんな人?【実体験あり】
それでは今回は以上とします。